弱酸性縮毛矯正エアーストレート®とは
弱酸性縮毛矯正 エアーストレート®は弱酸性の薬剤を使用して縮毛矯正の施術を行います。新生毛の強いクセも毛先のダメージ部分もすべての毛髪部分に使用します。またアイロンも使用しないノンアイロンの縮毛矯正です。縮毛矯正の本来の目的のくせ毛や縮毛を伸ばすこと。通常まずはくせ毛の伸び具合が気になりますよね。次に手触り(質感)です。この2点が長く評価の対象になってきました。もちろんそれも重要な要素。ただ縮毛矯正が世に出てきて20年以上が経過してストレートの経験者が多くなり、市場が成熟するにつれて伸ばすだけでは満足できないという方の声が多くなってきました。それはストレートにしたことで、いかにも縮毛矯正をやりましたというようなスタイルを嫌うようになってきました。毛先がピンピンとなったり、根元(トップ)からつぶれてしまったり。伸ばしすぎて不自然という言葉をよく耳にしますが、クセを残して自然というと当然ボリュームも残るのですが満足度と感動は無くなります。自然さとなじみと完璧なストレートへの両立を目指すのがエアーストレート®です。ではなぜ弱酸性の薬剤なのか、ノンアイロン縮毛矯正なのかを説明します。
弱酸性縮毛矯正の目的
毛髪の負担を減らしてダメージレスを目指す。これにつきます。ダメージにより、縮毛矯正から離れてしまった方も多いのではないでしょうか。くせ毛や縮毛に悩んでいてもダメージのためにあきらめていらっしゃる方もおおいのではないでしょうか。弱酸性縮毛矯正エアーストレートの特性を上手に理解していただき、ダメージを抑えながらくせ毛を取り除きます。ここでいう弱酸性の特性とは、ダメージのコントロールの容易な事。下の例のように、ほんの少しのオーバータイムでも毛先のダメージが悪化してしまうようなシビアなダメージでも上手にコントロールしやすいのが弱酸性の特性です。もちろんやりすぎには注意が必要ですが、コントロールしやすいのも特徴です。下記の例でもほんの少しのオーバータイムにより、毛先のダメージが怖くて、施術できない事もあるのではないでしょうか。そんな皆様にもきれいなストレートヘアを提供するのがエアーストレートです。同時にノンアイロン縮毛矯正の最大の目的の自然さ、根元からの適度でつぶしすぎないボリューム、角ばらずに丸みを帯びた女性らしいスタイルを作るのが目的です。くせを伸ばしても似合わないのでは意味がありません。
ダメージの表面化を抑えながら、クセをしっかりときれいに伸ばしながらも、柔らかい質感を維持しながら自然に仕上げること、縮毛矯正を施術したとわからない様にするというのがエアーストレートの役目です。
弱酸性縮毛矯正はくせ毛は伸びるのだろうか
こんな質問も多いのは当然ですよね。弱酸性の薬剤ではハイダメージの部分にしか使用しないイメージがあるのは事実です。ストレートである以上はくせ毛が伸びているのが大前提です。下の施術のような強い縮毛でも、強いクセ毛でもきれいなストレート毛に施術できます。
縮毛矯正の気になる事
縮毛矯正の後は美容室のスタッフも気になる事が多いんです。お客様と同様に悩みもおおいと思います。
クセ毛は伸びているから失敗ではないんだけれど
縮毛矯正したってばれたくない
クセ毛は伸びているんだけど、ピンピンすぎてスタイルがおかしい
クセ毛は伸びたんだけれども何だか・・・・思っていたのと違う
スタイルが思う様にいかない
根本からペタンとつぶれしまった
ボリュームがなくなり過ぎてしまった
不自然なスタイルになってしまった
美容師さんはアイロンで丸く仕上げてくれたけれど、家では丸くならない
時間がたつとだんだん髪が硬くなってきた
と言う思いしたことありませんか?
失敗とは言わないけど、求めていたのとは違ったり
「もっと違うのは無いのかな?」と新しいモノを求めたりと様々。
失敗の原因
でも最も多い失敗は傷み。薬剤の効き過ぎ(オーバータイム)によるダメージの過大に露出した状態。つまりビビリにつながってしまう事。
薬剤はそれぞれにスペックや性質が一つ一つ違います。また薬剤の一つ一つの性格の感覚をつかむには経験も必要になります。
もちろん弱酸性の薬剤だからと言っても全く傷まないわけではありません。コントロールしやすいかどうかの問題です。
縮毛矯正は美容室の中の仕事でも経験の差が最も出やすい技術の一つです。技術と経験と勘もかなり大切です。
薬もどんどん進化し、その進化と共に理論も進化しますので
失敗の上に成功があると言えます。
頭で覚えた知識だけでは対応出来ません。
経験した数も大切な要素です。
お店により扱っている薬品は違います。薬剤も適切に使用することが大切です。
経験やカンも大切な要素です。
髪の毛が傷んだという声もよく耳にしますがこの原因は大体が薬剤コントロールがきかなくて、オーバータイムが原因という事でしょう。
ではなぜエアーストレートは弱酸性縮毛矯正なのでしょう
今多くの美容室がアルカリ剤の縮毛矯正剤が主流の中で軟化到達が予想以上に早く、オーバータイムによりダメージのコントロールか出来ない結果、過膨潤による毛髪のビビリなどによるトラブルは今後も多く生まれるでしょう。それに対し弱酸性の薬剤はコントロールが非常にしやすいので、ダメージによるオーバータイムを防げる為です。また高温のアイロンも使用しません。もちろん弱酸性でも極度にやり過ぎては、当然ダメージにつながりますが、アルカリ剤と違い、ちょっとしたミスや経験の違いでのオーバータイムによるリスクが限りなく少ないのが特徴です。長年の経験とカンで使いこなしていただくことにより、たとえハイダメージの方でもダメージレスの縮毛矯正を続けることができます。
縮毛矯正の問題を解決
すべてではないですが、現段階でできる事を解決できればとおもいます。
- ダメージレス
- 質感の硬さ
- 自然な仕上がり
- 繰り返していけるように
- やめてしまわない様に
- エイジレス縮毛矯正
- メンズの方も続けていける
上記にあげた問題点以外にも、今後もまだまだ解決しきれない部分にも取り組んでいきたいと思います。
弱酸性縮毛矯正エアーストレートの施術と特徴
根元からのブリーチ毛。中間から毛先は、縮毛矯正を繰り返し、さらにデジタルパーマやアイロンも毎日繰り返しているハイダメージの状態でした。
薬剤スピードの差も生まれにくいのも弱酸性縮毛矯正の特性
例えばダメージ状態がひどくて急いで塗布しないと過膨潤につながる時や、新生毛と既に縮毛矯正毛のつなぎの部分など、本来あまり時間をかける事が出来ない部分の塗布は、アルカリ剤ですとどんどん進行してしまいます。これが弱酸性エアーストレートの薬剤のコントロールしやすい点ではないでしょうか。あと1歩でビビリにつながる前のコントロールにより、お客様にダメージ過多の状態を回避できます。
弱酸性縮毛矯正の特性
ダメージ状態の毛髪をダメージを表面化させずに施術が可能です。美容室の皆様もこのような毛髪の縮毛矯正のオーダーを受けたことがあると思います。下の写真の様な毛先の場合、即オーバータイムの状態になってしまうのではないでしょうか。エアーストレートのリピートのお客様の声で、多い理由の一つにダメージケア。髪は生まれ変わることができない以上は、これ以上のダメージを出さずに、きれいにストレートにする事。もちろんお客様によってはハイトーンのカラーリングを楽しんだりする方も多いと思います。当然ダメージがある状態でご来店されるのですが、色を楽しみながら、きれいにストレートにするという事が、弱酸性縮毛矯正 エアーストレートの役割だと思います。
縮毛矯正で失敗しない為に
さまざまなくせと向き合う技術。お客様の髪質やクセの種類や、日々の生活でも毛髪環境は違います。誰一人同じ状態は無いという事は、マニュアルも一定ではありません。
『どうすれば良いのか?』
やはり、薬剤一つ一つの特性とクセを自分のものにすることと思います。
どの薬剤にも特性はありますから、完全に把握することが大切かなと思います。
我々がなぜ弱酸性縮毛矯正エアーストレートをずっと続けているのか
一言でいえば、クセ毛をきれいに伸ばしてダメージが出ないようにコントロールして、矯正後の不自然なスタイルにより縮毛矯正をやめてしまう方を減らすため。
また、今までの経験だけではどうしてもクリアできない部分をフリーにしたい為です。
高温アイロンを使った時点で髪は固くなり、アルカリ剤を使った時点で
髪に残留アルカリが生じ髪の内部に残りダメージに繋がります。薬剤がかなり進化して、美容業界全体も縮毛矯正の経験値が上がってきていますし、残留アルカリなどへの対処などの経験値も上がってきていますが、高温のアイロンだけはどうしてもクリアできない分野です。
ダメージとどう向き合うか。薬剤を深く理解して、メリットを最大限に引き出して頂くために、エアーストレートはほとんど新製品を出しません。もちろん明らかな技術、薬剤進化があれば別ですが、一つに徹底的に取り組んでいきながら、手足の様に扱えて理解を深めながら、クセ毛の皆様に最上の質感と自然な仕上がりを提供していきたいからです。
弱酸性縮毛矯正エアーストレートが従来の縮毛矯正と違うこと
もちろん、弱酸性の薬剤でも100パーセントダメージは無いとは言い切れません。アルカリ系の薬剤に比べると、コントロールもしやすいのでオーバータイムなどの失敗はコントロールが容易ですが、どんな薬剤にも得意や不得意、特性もありますので使いこなしてこその良さを引き出すことも大切だと思います。
また、『ノンアイロン』は、先にも説明したように高温(通常160~180℃)のアイロンを使わないということです。ですから、縮毛矯正のダメージ2大要素の過膨潤と高温のタンパク変性をコントロール出来れば、ダメージのかなりの要素を防げることになります。
毛髪をアイロンでの施術を行うと、タンパク変性が起こるわけですが、タンパク変性をわかりやすく説明すると
よく言われるのが、生卵と茹で卵で例えられます。
髪はタンパク質で出来ています。卵も同じです。
その生卵を180℃の天ぷら鍋の油の中に入れるとどうなりますか?
生卵は固くなり揚げ物に変化します。勿論中身も固くパリパリになります。
一度固くなった茹で卵は生卵には戻りません。
髪も実はこれと同じです。
高温アイロンを髪に使用すると茹で卵のようにタンパク質は変性してしまいます。
つまり、毛髪のタンパク質は元の状態には戻らないので、(もちろん薬剤の過膨潤のダメージもですが)なるべくなら無いほうが望ましいに越したことはありません。
『タンパク変性』の結果、後にカラーやパーマがかからない、そまりにくいというような影響もあります。また髪が硬くなってしまうこともデメリットの一つです。
高温アイロンによる影響でタンパク変性が進み、毛髪を一定方向に固定に近い状態にする結果毛髪の動きが制限されることにより、スタイルが不自然になってしまうことにつながります。ここだけはどうしてもアイロンの縮毛矯正ではクリアできない問題なんですね。その結果縮毛矯正後のスタイルがどうしても馴染まなくて、クセ毛は嫌だけれど縮毛矯正の後のスタイルの違和感や、根本からの張り付き方や、パツンとした感じがもっと嫌いで、その結果縮毛矯正が本当は苦手という方が多いのではないでしょうか。
特に白髪染めの世代になりますと、どうしても縮毛矯正から離れてしまう傾向が目につきます。
弱酸性縮毛矯正エアーストレートは温度が低く髪が硬くならない、
つまりタンパク変性を極力抑えているのでいつもの髪にクセ毛が無くなっただけの状態です。
そのため『スタイル自由自在』という結果になります。
相反する技術の組み合わせと検証
長年の美容室様との共同研究で少しづつ、一歩づつ進化してきた(お取引サロン様に育てていただいております)エアーストレート。そもそも技術というものに完成、完璧はありません。やっと解決したと思っている問題や課題。しばらくするとさらに問題が生まれてきます。エアーストレートの商材を作り、育成していく時にいつもサロン様との技術検証を繰り返しながら解決してきた問題や理想。次々と新商品を出していくのではなくて、長く検証を重ねながらこれからも進化していくエアーストレートです。
弱酸性縮毛矯正エアーストレートはこんな方に是非チャレンジしていただきたいと思います。
ストレートにした後でもスタイルを楽しみたい方
今まで、縮毛矯正を繰り返してきて、クセが伸びていることは伸びているが、不自然で納得がいっていない方
傷みが気になる方
ストレートになってもスタイルを妥協したくない方
クセは伸ばしたいけれどボリュームがなくなり過ぎて、貧相になってしまうのが嫌な方
年代を重ねてもクセ毛を伸ばしていきたい方
メンズのクセ毛の方で前髪が浮いてしまったり、ピンピンになってしまうのが嫌な方
施術後しばらくして、施術した部分と未施術の差が気になる方
等の悩みがおありのユーザー様にお勧めしたいのがこのエアーストレートです。今までとの違いをしっかりと認識できると思います。
また上記以外でも、このところエイジング毛のお客様が増えてきています。エイジング毛は年齢と共に毛髪が細くなっていき、ハリもコシもなくなっていきます。そのためにボリュームが無くなっていってしまいます。同時に髪にうねりやクセなども強くなってきます。そんな毛髪にもエアーストレートは有効です。ノンアイロンの最大の目的の自然さ。
エアーストレートはそんなエイジング毛にもおすすめです。
エイジング毛
このところ多くなってきた悩みに、エイジング毛のくせ毛が有あります。
今回ご紹介する事例は、年齢と共に細くなってきてしまった毛髪の悩みと、くせが強くなってきてしまい、綺麗にならない毛髪の悩みでした。この世代の縮毛矯正はなかなか踏み込みにくい領域でした。綺麗になっても似合わない。張り付いた様になったりぺたんとしたり。エアーストレートの歴史は長いので、長くお付き合いいただいているお客様の年代も上がっていき、この様な施術も増えました。もちろん縮毛矯正というストレートにするわけですから、施術前に比べてボリュームアップすることは有りませんが、ふんわりと仕上がります。同時にエイジング毛での悩みは、髪が細くなると同時にうねりがでてきます。乾いたような質感でぱさついた様な見た目になります。白髪も混じると、どうしても綺麗な見た目にはなりません。こんなお悩みのお客様にもぜひおすすめです。キャリアを積んだ公式導入店のスタッフにご相談いただきたいと思います。
また、元々のダメージの状態によっては、ダメージの戻りくせというのも有ります。クセ毛というよりも傷んでいることによって髪が広がるという事も居ります。この様な場合は無理して薬剤を使用せずにトリートメントの方が向いている場合も有ります。それぞれに特徴がありますので、公式導入サロン様にお問い合わせください。