かなり切れ毛が目立つモデル様。

柔らかい毛髪の持ち主の方で、縮毛矯正歴は多数。くせ毛は強めの波状毛。切れ毛は特に表面にかけて目立ちます。今回の切れ毛の原因は様々ありますが、今回は柔らかめの髪質独特の表面に見られるフワフワとした毛髪が表面にふわついて見られる毛質。写真では結びクセがみえますが、下に切れ毛が光って目立つ様に見えています。

線状にくせ毛がでてしまう

縮毛矯正は何回もされているので、熱によるダメージと毛先の切れ毛が目立つと、どうしても毛先が目立ちますし、お客様はイヤですから、その毛先の切れ毛、引っかかりを緩和させる事を施術で行います。

根元から15センチ程の部分からがダメージの履歴の境目。

かなりダメージが、進んでいる。

ウェットの時がよくわかる。

つまり今まで毎日この絡まりで生活していたのか。かなり不便さがわかりました。

今まで上手くいかなかった理由が少し見えた様な。

定期的に矯正をしているので、おそらく同じ事を考えていたと思います。つなぎ目ですね。オーバーラップしなければ、つなぎ目はきれいにはならないです。絶対に。

でも境目付近の切れ毛が非常に目立ちます。ダメージによる断毛、摩擦や引っかかりによる断毛両方です。

今まで境目は伸びなかった様です。

この状態ではオーバーラップによって更に断毛の危険があるので、薬剤をつけきれなかったと思います。当然その部分は伸び切らなくて、そのまま長くなった部分が線状にウネリが残った部分がみられます。

今回の施術では思い切った薬剤のオーバーラップをしないと、先程の線状のくせ毛帯は治りません。

つまりオーパーラップ出来ないので、出来てしまった帯なので。

今回は根元から毛先まで一気塗り。いわゆるワンタッチと言う塗り方です。

仕上がりはこちらです。

これが限界

エアーストレート®︎ではこの塗り方が圧倒的に多いのです。また根元から毛先にかけても同じ薬剤を塗布します。塗布できるのが強みかもしれません。先日も調整力の事について話しましたが、境目などの状態の違いが部分によってあるので、結果には多少でも影響が出ます。今回の中間以降の切れ毛の存在がどうしても残ってしまいます。

仮に、この様なダメージ状態の違う部分一つ一つを完璧に塗り分けできれば良いのですが、その間にも薬剤が進行してしまいます。今回の様に線状帯の様に横に広がっている場合もあれば、不規則に縦にもダメージの違う部分が入り乱れてしまうと塗り分けは無理になります。そうなると不本意にもダメージにつながってしまいます。これは物理的要素もあります。

今回は根元の新生毛(ノンダメージ毛)の部分と矯正部分、またその下は薬剤がついていない部分や、ダメージで切れ毛になっている部分が混在していて、非常に難しい毛髪でした。

たしかに薬剤が、ついちゃったと言うレベルでもダメージが進行してしまいますから、及び腰になってしまうと、余計に線状にくせ毛が後になって現れてしまうので、思いっきりも必要です。

計算ずくの思いっきりが良い結果を生み出す講習会でした。