本日は福井市でのノンアイロン弱酸性縮毛矯正エアーストレート®︎の講習の報告です。

本日のモデル様の望みは強烈なくせ毛をしっかりと伸ばしながらも丸く柔らかい質感を出す事が出来る事。

今日のモデル様の毛質

髪質はものすごく硬い毛髪。毛先には縮毛矯正の履歴かあり、タンパク変性が見られて完全に毛先は硬化している状態です。そして今まではほとんどキレイに伸びた事がない。だから何回も念入りにアイロンを入れたのだろうか、毛先の熱のダメージは完全にタンパク変性しきっている様な手触り。ガチガチゴワゴワ。元々太くて撥水毛?だったはずなのですが、だから伸びなくてアイロンの温度でなんとかしようとしたのかな、などと感じる毛髪でした。しばらくしてインストラクターも感じたいつもと違う感覚。撥水毛の場合は通称は薬剤の浸透が悪いのでなかなか薬剤は浸透しません。あくまでも一般的ですが、カラーも染まりにくい、パーマもかかりにくい、縮毛矯正も伸びにくい。そんな構図が当てはまります。しかしなぜか根元の新生毛の部分の方が水分を吸い込み、中間から毛先にかけてはなぜか極端に水を弾いてしまう毛髪でした。例えば中間からカラーリングかパーマなどの違う履歴があり、毛歴が違う状態であれば理解は出来ますが、毛先のブリーチと矯正の履歴の境目とは違う部分で撥水毛の境目が出来てしまっていました。

薬剤のコントロールに多少の影響はあるのでしょうが、まずはくせ毛をしっかりとキレイに伸ばす事と、毛先を柔らかく仕上げる事を最優先に施術を開始しました。

エアーストレートの目的

今更なんですが、エアーストレートは何回もお話ししますが、自然な仕上がりを目的に長年育成を重ねてまいりましたが、縮毛矯正なので、くせ毛が伸びていないとお話しにはなりませんし、お客様の完全な満足には近づかない。伸ばしすぎたから不自然な仕上がりと言うのではなく、くせ毛はしっかり伸びているのですが、スタイルは自然。これがエアーストレートの育成、開発の目的です。どれか一つでも欠ける訳にはいきません。いつの世でも完璧は無いのですが、目指すはそこ。

後は後の事を考えて熱によるダメージをなるべく起こさない努力。タンパク変性悪では決してないのですが、なるべくならずっと続けたいのが本音。熱によるタンパク変性は程度にもよりますが、なるべく起こさないのが理想。それか軽減ですよね。後々にだいぶ広がりが違います。またタンパク変性はダメージの質が違うので厄介。普通の薬剤による反応の進みすぎによるダメージ、ご自宅でのホームカラーのオーバータイムなどの薬剤によるダメージよりも場合によってはやりにくい毛髪になってしまいます。合わせてご自宅でのアイロンやコテも上手に使えれば大丈夫なのですが、あまりやりすぎたり、毛先のカラーやブリーチの部分にしっかりと当てすぎてしまうと、即ダメージに繋がります。YouTubeでプロのスタイリングの動画を参考にしていただくとおわかりになると思いますが、毛先は少し加減しているのを観察してみて下さい。毛先をスルッとアイロンを入れているのがわかると思います。基本毛先の方がダメージが進行していますから、熱は出来たら控えめに頂くと後々髪の扱い易さに違いが出ます。

エアーストレートのビフォーとアフター

上は乾いている状態です。下はウェット時。表面よりも中が強烈なくせ毛。ご本人は髪に触れるたびに気になってしまうそうです。

強烈なくせ毛エアーストレートの仕上がりエアーストレートの仕上がり

エアーストレートの根元の仕上がり

仕上がりは柔らかく自然。しかもしっかりと伸びた上でこのボリュームを楽しんで頂けます。根元からの自然な立ち上がり。縮毛矯正っぽくないんですね。ストレートにするとどうしてもストン、パツンとなって

感想を動画でご覧頂くのがわかりやすいと思います。

お客様のエアーストレートの感想の動画

https://youtu.be/vrUu51coXF0

ストレートならこの丸みがでない

傷みが全く感じられない

元々傷んで見えやすいが全然感じられない

美しい…

縮毛矯正で、不自然さやスタイルの自由さや、硬い質感をしょうがないと思っているお客様には是非エアーストレートの公式導入店にお問い合わせ頂きたいと思います。

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