エアーストレートの仕上がりは、白髪染めの退色が落ち着いて見えますね。エアーストレートの工程の中では、尿素とアミノ酸の働きが仕上がりに大きな働きをします。
もちろん色が入る訳ではありませんが、視覚的に色が入った様な、退色が戻った様な印象になります。
もちろんくせ毛はしっかりと綺麗に仕上がりつつも、施術前には毛先がクタッと細くて感じていた方も、しっかりしたなって感じを受けておりました。
白髪染め世代も縮毛矯正を楽しんで
何故かこのところ、エアーストレートの講習において、白髪染めをされている方がモデル様においでになるのが極端に増えているのですが、ほぼ全員がボリュームを気にされます。
施術の前には不安そうな表情をされております。過去にぺたんとしてしまい、後悔された事があるのでしょう。もちろんエアーストレートは縮毛矯正ですから、当然ボリュームは落ちます。ボリュームがアップする訳ではないのですが、落ち方にこだわっていると言った方が言葉としては近いと思います。
違和感の少ないボリュームダウン
潰れてしまうというか、張り付いてしまう様なボリュームダウンは違和感が出てしまいますね。髪が綺麗になっても後悔してしまうみたいな。だから、エアーストレートはあくまでもその後のカットの為のベースを作ってるイメージです。
加齢と共に細くなる毛髪
どうしても、これだけは避けられないのですが、ホルモンバランスなどの影響で細くなってくる毛髪。それに伴い、うねりやクセが出てくる悩みが増える世代です。ですから逆に美容室の現場では、縮毛矯正の技術ではカバーしきれない場合が増えているのでは無いでしょうか。
くせ毛が伸びても
綺麗になったんだけど、なんか似合わないという違和感にとらわれた事があるとおもいます。地肌が透けて見えてしまったり、ペタンとした感覚に。ですからストレートにしてしまっても後悔してしまう方もいらっしゃいます。
今回のノンアイロン弱酸性縮毛矯正エアーストレートのモデル様
施術前はこの様な状態です。
縮毛矯正の部分は残っておりません。ハイトーンの白髪染めを繰り返しておいでのモデル様。毛髪は細くて、高年代独特のシャリシャリとしたくせ毛。シャンプーの後は
また、乾いている状態ですと、色も白くて濁る様な退色の状態に見えます。バサバサっとした感じ。髪を気にしていない印象になってしまうんですね。半ば諦めめあるかもしれません。ですから先程のボリュームの件とあわせて、かなりの印象をエアーストレートで変える事が出来ました。
エアーストレートの施術後は
根元からの自然な立ち上がり。これが本当に大切なんですね。だから自然に仕上がるのですが、だからこそこの様な年代の方にチャレンジしてみて頂きたいと思います。