くせ毛の種類で連珠毛という種類があります。縮毛とも違い、くせ毛の中でも少数派。対応が少し違います。
くせ毛の種類とは
くせ毛には大きく分けて4種類あります。
縮毛、波状毛、捻転毛、そして連珠毛。
縮毛
縮毛は、チリチリと縮まっている毛髪
波状毛
波状毛は名前の通り波をうっているくせ毛で日本人で一番多い種類です。
捻転毛
捻転毛は毛髪の一本一本がねじれている毛髪です。
連珠毛
連珠毛は髪の一本で部分により、太さが違う毛髪で、太い部分と細い部分があります。その為に強い部分と弱い部分がありますから、引っ張ると細くて毛髪強度が小さい部分はすぐに切れてしまいます。少しの力でもきれてしまいますから、日々の生活の中での摩擦、例えば手ぐしで引っかかる事で切れたり、ブラシを通す事で切れたり、とにかく断毛が目立ちます。
くせ毛別の縮毛矯正
上記にあげた種類で適切な方法でできる限り縮毛矯正の技術やタイムなどを選定する事が大切です。例えば連珠毛。見た目は直毛に近く、うねりはあまり感じない場合があり、その代わり髪の毛がつぶつぶした感じがします。細く毛の方も多く、更に細い部分は弱くて過剰な施術には注意が必要です。
連珠毛のエアーストレートの事例
今回のモデル様は波状毛と連珠毛が両方存在します。4つに分類されますが、種類が混ざる場合もあります。細くて越しはありませんが、波状混じりで広がり、連珠毛のブツブツ感がでている毛髪です。
髪質と履歴について
髪質は細め。縮毛矯正の履歴は約8ヶ月前に。ずっと繰り返していらっしゃいます。ふわふわとした広がりがみられますが、切れ毛が目立ちます。
モデル様の希望
とにかく傷ませたくはない。そんな声を頂き、心配されておりました。
施術後
エアーストレートが終わったお客様の感想は自然。あとブツブツが消えた。それを大変よろこんでくれました。
よろこんでいただけた理由はお客様としても想定外。今まではくせが治っても、髪の一本一本のブツブツは消えなかったとおっしゃってました。連珠毛の方はどうしても髪自体が綺麗になりにくい種類です。
きれいに仕上がらない理由
くせ毛の種類でお話ししましたが、波状毛の場合はくせが伸びれば髪の滑りがよくなります。縮毛も同じです。細かなチリチリが伸びれば、手触りも良くなります。
でも連珠毛の場合はうねりは少ないので施術の後、見た目も少し分かりにくいのかもしれません。また細い部分は切れやすいので、薬剤を遠慮しながらの技術です。ですから100パーセントまで踏み込めないのかもしれません。波状毛や縮毛と違う事に神経をつかうくせ毛の種類です。