弱酸性縮毛矯正エアーストレートは自然で柔らかさが特徴ですが、本日のモデル様は小さい頭になりたい!とおっしゃるボブスタイルのモデル様
髪質とクセ毛の種類
元は太くて硬い毛髪。クセ毛の種類は捻転毛。
クセ毛自体はそれほど強いクセではありませんが、一本一本が捻れていて、さわるとジリジリした手触りになります。
いわゆる捻転毛です。
クセ毛にも種類があります。
日本人に多くみられる波状毛と違い、この捻転毛はウネリはあまりみられません。ですから一見してクセ毛とはわからない場合があります。
波状毛は通常はしっかり軟化が伴っていれば、伸びやすく(太さやクセ毛の強さによって多少の違いはありますが)綺麗なツヤも出やすいのですが、この捻転毛はウネリを伸ばすだけではなかなか綺麗なツヤは出にくいのが特徴です。
また、波状毛はクセ毛が伸びれば実感も滑らかになりやすいのですが、この波状毛は髪の捻れがほどけないとなかなか滑らかな質感になりにくい種類です。
その他にも連珠毛、縮毛という種類もあります。
今回のモデル様の毛歴について
ブリーチに近いハイトーンのヘアカラーをされてもあまり色が明るくなりにくい様です。
今まで、縮毛矯正は約半年に一回の割合で繰り返して来たとのこと。
その為に元の髪質が硬くてジリジリとした質感なのに、カラーリングや矯正でゴワつきも感じられる毛髪でした。
また、しっかりと毛量調整がしてあり、毛先は半分以下程の毛量になっています。
施術について
施術前
表面よりも中の方に強いウネリがみられます。
また、毎日毎日のアイロンもなるべくなら要らなくなりたいのが本音でしょう。
アイロンでも、中まではカバー出来ないので、気になるそうです。
毛先は毛量調整してあるのでなんとなくまとまっている様です。
ポイントは根元の自然な立ち上がり
根元からの自然な立ち上がりが大切なポイントです。
縮毛矯正ですと、クセ毛は伸びてもどうしても根元や前髪が張り付いたり、ペタンとしてしまって、特にボブスタイルの場合はどうしても違和感があるスタイルになってしまいます。
トップが潰れてしまい、下にいくにつれて膨らんでしまった事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。