近く広島でもエアーストレートがはじまります。
先日の神戸の初導入に続き、今回は広島でもエアーストレートがはじまります。有難うございます。
今回の美容室で、どの様な悩みがあって、エアーストレートの導入を決められたのかをサロン様に聞いてみました。
- くせが強い方が多い
- くせ毛率が高い
- ハイダメージの方が多い
- 年代高めのお客様が多いのですが、矯正をやりたいお客様も多いのですが、ボリュームが無くなりすぎるので、お勧めしきれない
- 縮毛矯正はやはりダメージが心配
技術、薬剤に必殺技はないんですね。だからこの薬剤で全てが解決と言う事は残念ながら無いと思います。講習を行う上でこんなお話しはする様にはします。
エアーストレートは、なんと弱酸性の薬剤であり、技術としてはアイロンを使わずに行います。これには縮毛矯正を行う上で、理想と目的があります。
弱酸性でも、やりすぎればダメージが出るかもしれません。髪の形状を変える訳ですから。弱酸性縮毛矯正はダメージが表面化する前の段階で薬剤のコントロールがしやすいのが特徴なんですね。
アイロンを使用しないのは、くせ毛を伸ばしても、適度なボリュームが根元から残るので、自然でいわゆる縮毛矯正したっぽくならない、伸びても矯正した部分と行なって無い部分の差が出にくい、高温対策、などが挙げられます。
ですから薬剤に慣れ、しっかり経験を積んで頂く事で、経験と技術感覚も備わり、薬剤の目指すスペックに仕上げて頂けるのかなと思います。インストラクターとも良くはなしますが、長年エアーストレートを施術頂いている方の仕上がりは、インストラクターよりも上手いのでは無いかな?という方がかなり多いと思います。美容に限らず技術は工業製品ではありません。経験の積み重ねでより良くなっていけるのでは無いかな?と思います。
今回のエアーストレートのモデル様
モデル様は白髪染を繰り返していらっしゃるかなりの硬毛なモデル様。強く捻れが見られる捻転毛です。
仕上がりは柔らかく自然。特に根元からの立ち上がりが自然なボリュームがでるポイントです。
もちろん、あくまでも縮毛矯正ですから、ボリュームがアップということは難しいのですが。
ただ、ボリュームが無くなり過ぎて、違和感が苦手だから、縮毛矯正から離れた方には、再チャレンジ頂きたいと思います。