今回の講習でのモデル様。やはりブリーチ毛のモデル様でした。今まではブリーチ毛となると、なかなか縮毛矯正に踏み出せなくて、毎日アイロンで広がる髪を納めている方も多いのではないでしょうか。実は場合によっては縮毛矯正よりも、毎日のアイロンの方が傷む場合が多い様に思います。
縮毛矯正よりも傷むアイロン前にも触れましたが、アイロン悪ではありませんが、毎日のアイロンの使い方には、お客様がたには、少しだけでも注意頂きたいなと思います。毛先にべたっとアイロンをあててしまうとそれだけダメージが進行し、いざ美容室でパーマや縮毛矯正をうける際には、仕上がりがマイナスからのハンデを受ける事になってしまいます。とはいえ、やめられないんですよね。今回のモデル様も同様でした。
エアーストレート講習
今回のモデル様はハイブリーチを繰り返しています。アイロンも毎日使用。太くて硬い毛髪。毛先のビビリはかなり進んでしまっております。毛先にかけての膨らみがかなり気になっている様子です。
施術の注意点
毛先は伸びる前にプツっと切れてしまいます。かなりダメージが進んでいる状態です。
引っ張ってダメージを見分ける
- 健康な髪でしたら、髪の毛を一本を手に取ってゆっくりと引っ張ると伸びます。またある程度伸びると切れます。〔薬剤な軟化チェックではありません〕
- ブリーチなどがかなり進むと、簡単に伸びきってしまいます。健康毛の状態よりも簡単に伸びて切れやすくなります。これは引っ張らなくても、日常の生活でも少しの引っ掛かりでも摩擦でも切れやすくなります。
- さらに高温のアイロンやコテの熱が加わると、毛髪が固まってしまいます。引っ張ると弾力も無く、プツっと切れてしまいます。完全に硬化し固まってしまった状態です。
今回のモデル様は3にあたります。ブリーチ+アイロンの温度で完全に一本手前の硬化の状態です。お客様は柔らかい手触りがご希望です。
仕上がりはこちら
毛先は完全にではありませんが、柔らかい仕上がりに。
モデル様の感想
ありがとうございました。今まで失敗続きでしたので、凄く満足です。自分の髪とは思えない柔らかさです。また初めてこんなにきれいに伸びたのが嬉しいです。
美容室の方の感想
ブリーチの方でも安心して提案できそうです。想像以上でした。またいつも伸びない髪なので、今度から安心して施術でします。