ノンアイロン縮毛矯正とは、従来の縮毛矯正のように高温アイロン(160~180℃)を使わないで行う縮毛矯正です。
現在の主流は高温のアイロン(160~180℃)を使用しての縮毛矯正で全国のほぼ95%がアイロンを使用していると言っても過言ではないでしょう。
この高温というのが問題になります。
髪はタンパク質で出来ています。
そのタンパク質は熱に弱く高温であればある程溶けてしまい固くなります。
熱くてもドライヤーの熱位が限界と言えます。
従来の縮毛矯正は、高温のアイロンを使用して髪をフライにして急速に絞め固定化することでカタチを覚えさせて真っ直ぐを保つのです。
髪は皮膚と違い痛いとは感じませんから、高温でも何も言いませんが、
確実にダメージは生じています。
その証拠に段々と固くなって来たり(炭化やタンパク変性)
色が落ちてきたり・・・・・ゴワゴワしてきたり。
天ぷら油の中に髪を入れているのと同じですから
当然の結果です。
数秒程度だから大丈夫と言う美容師も居ますが、
なるべく当てないに越したことはありません。
顕微鏡で拡大してみれば分かります。
1秒とか、分からない範囲であれば
逆に使う意味はありません。
髪はアルカリ剤で軟化すると2倍に位に伸びます。
丁度ゴムのように・・・そして熱を与えながら伸ばすのが従来の方法です。
高温アイロンにさらに伸ばすのですから
ダメージ以外の何者でもありません。
その従来の方法に対して考え出されたのが
アイロンを使わない方法で、ノンアイロン縮毛矯正と言われて区別されています。
ノンアイロン縮毛矯正 エアーストレートは自然な仕上がりと、ダメージを考えた縮毛矯正です。