このところの傾向ですが、「以前よりも施術に対して慎重になる毛髪が増えている」という声がサロン様より聞かれます。

同じ様な声も耳にするので、感覚的な事では無いのでは無いかなと思います。

前からの鉄板の理由はやはり、アイロンを使っている方や縮毛矯正を繰り返している方の熱のダメージ。またオーバータイムなどのブリーチ毛などの過膨潤によるもの。

ただ、明らかに感じる事はやはり年代層が上がってきた事でしょうか。

以前はあまり縮毛矯正と縁が無い世代。

しかし、縮毛矯正が世に広まり出したのが約25年前。それから一気に広がった縮毛矯正。でも思い返してみると、一気に広がる上での弊害もあるんですよね。

当時は未知の領域ですから、過去のデータがあまり無い。つまり細かな失敗などの経験や知識などのデータがないまま、爆発的に広まったので、当時は色々ありました。

縮毛矯正の後にパーマをかけてしまってチリチリに。今までと同じ薬だったのに。今は皆様は慎重に施術をするのではないかなと思います。

時を同じく(縮毛矯正が広まった少し後ですが、)カラーもいわゆるおしゃれ染めが広まり出した時期。それまではヘアカラーといえば白髪染めがほとんどだった様な記憶が。たまにいわゆるヤンキーかな。

それまで、ヘアカラーの良し悪しは白髪染めでいかに赤みを出さないで白髪を染められるかがヘアカラーの話題の焦点の中心でした。

その後は一気におしゃれ染めが広がり、当たり前にヘアカラーを楽しむ方が増えていきました。25年前はみんな黒髪が当たり前。企業でもだんだん明るくなる髪の毛にどこまでのカラーレベルであれは許容かを決める企業もあった位。(明るさの基準の事です。)

その延長でブリーチが流行り、ブリーチした上からアッシュを載せたらカラーチャート通りにならなくて、グリーンになっちゃった…なんてクレームに追われる毎日。美容室と生産しているメーカーさんなども一緒に考えて未知の技術を当たり前にして、精度を上げて来たのが技術。マニュアルだけではなんともならないのです。

縮毛矯正で根元から薬剤をたっぷり塗ってくださいね。なんてインストラクターさんもいらっしゃいましたし、その結果は根元から折れてしまい、直すためにさらに薬剤で施術てしまったり。でもなんで折れたかは薬剤を作っているメーカーさんも含めてみんなで真剣に悩んだもの。今はこの様に書けるのですが、当時は大変な問題でした。
今でいうバグ。でもネットの技術っておそらく地上の100倍、1000倍のスピードで発達していきます。あまり意識は無いですが、普通にそんな環境が普通では無いかなと思います。今、普通に皆様が使っているスマホのアプリ。気軽に使っていますが、実は開発中はもちろんですが、リリースしてもアップデートが頻繁にされていますよね。不具合もありながらもすぐにいつの間にか改善されている。できなかった事がいつの間にかできる様になっている訳です。無意識のうちに。ネットでは当たり前の進化なんですが、地上の技術はそうはいきません。
その様な技術の思考錯誤を繰り返しながら現在当たり前にある縮毛矯正ですが、毎日エアーストレートの講習を行いながら、確実に感じるのが、年代層が上がっている事なんです。以前は縮毛矯正とあまり縁が無かった世代です。

縮毛矯正はどちからかと言えば若い世代の皆様が多いイメージがあります。事実講習で施術するモデル様は圧倒的に20代から30代の方が多かった。

しかしこのところ、気がついたら意外に白髪染め世代の方がモデル様になるケースが続いております。

年代層が上がるのは、かなり前から言われていた事。少子高齢化と言う事ですね。

当然美容室のお客様も年代の高い方の割合が増えていくでしょう。

その世代の方のニーズを満たせる様に研究、努力していくのも大事な仕事。
ある方がおっしゃっていました。
髪は限られた資源
自然や環境の様に失われたら二度と復活できないのです。

毛根から生まれて、毛先でカットするまでの資源ですから、大切にしないといけません。でも、大切にしながらでも、ヘアカラーをしたり、パーマを楽しんだりしながら、節度とダメージのバランスをとらないといけません。皆様の希望を聞きながら、叶えたいと思いながら資源をなるべく減らさない様に、美容室ではバランスをとっています。なりたい希望を叶えながら、パーマやカラーや縮毛矯正のたびに髪の資源は減りますから、なるべく無くならない様に。でも若いうちはダメージの限界の幅が大きいので無理がききます。体だって無理がききますよね。徹夜しても若い頃は平気。髪も同じだと思います。また、若いうちは気持ちも若いので、いろいろやんちゃします。髪にもやんちゃで無理をしてみます。アイロンを毎日。コテを毎日。ブリーチやデジタルパーマを繰り返してみたり。

でも歳を重ねるごとに、髪は弱ってきます。といいますか、弱い髪が生えてきます。年齢とともに。髪も細くなっていきます。毛根に栄養がいきにくくなってきます。若い頃を100パーセントの資源が生み出されたとすれば、50歳で70パーセント、60歳では60パーセントに減っていくイメージ。だから髪は大切にしなければなりません。
また、年代が高くなると、若い頃とは違ったダメージの事情がつきまといます。若い時代はある意味楽しむためについて来たダメージが多かったと思います。ヘアカラーを楽しみ、ブリーチを楽しみ。自宅のコテを毎日使用し、ちょっと髪に無理を与えていた事もあったのでは無いでしょうか。楽しむという目的で。

でも年代があがると、カバーする為のダメージになってきます。白髪染め、そして我々が取り組むエイジングによるくせ毛。また毛髪が細くなっていく現象も見られます。資源が減って弱くなったら毛髪のくせ毛を伸ばしながらきれいにするのは、若い方のくせ毛よりもさまざまな事情で難しいのです。

また、スタイルからも難しさに拍車をかけます。縮毛矯正はくせ毛を伸ばす為にある訳ですが、ボリュームも無くなります。ただでさえボリュームが欲しい髪に、ボリュームを無くしてしまいます。それが縮毛矯正を避けてきている理由です。

しかし、今後の高齢化を考えると、必ず考えなければならない事であり、ずっと考えていかなくてはならない課題です。

このところ、積極的に取り組んでいるのが、アンチエイジングの為の縮毛矯正。

弱酸性ノンアイロン縮毛矯正エアーストレートは、自然に仕上がるコンセプト。

これは高年代の皆様のくせ毛にも最適だと思います。

高年代の皆様には高年代ならではのくせ毛の悩みがあるのでは無いでしょうか。

高年代の皆様にも是非エアーストレートにチャレンジ頂きたいと思います。