弱酸性縮毛矯正エアーストレートの講習の際、モデル様を見てみると、ダメージで毛先がビビっている方は多数いらっしゃいます。。でもたまに中間部分がビビっている事も。

 

ビビリはなぜ起こるか

過度のアルカリによる要因

やはりカラーやパーマ、縮毛矯正の繰り返しで起こる事や、アイロンの高温の影響、またそれらの要因が複合的に重なり必要以上に負担が毛髪にかかった時、毛髪の限界を超えた時に起こります。特に自宅でホームカラーを繰り返している毛髪やコテやアイロンを使用している毛髪は要注意。

過度の熱による要因

特にホームカラーや、お客様がご自宅でコテなどを頻繁に使用される方が、美容室で縮毛矯正やデジタルパーマなどの施術を受けると、思った以上に負担がかかり、ビビリにつながる方が多くなります。

ビビリはかなり不快

毛先がビビっていると、とにかく不快。指も通らなく、ゴワゴワとして硬かったり、さらに進んで毛髪が濡れるとモズクみたいになって柔らかすぎたり。とにかく不快です。

ビビらない様にするのが一番

  1. お客様の毛歴をしっかりと把握する
  2. お客様は神様なんですが、これ以上は無理とはっきりと言う
  3. 薬剤のスペックやパワーなどの特性をしっかり把握して、薬剤のポテンシャルを最大限に発揮させる
  4. でも、無理は禁物

ビビリが出てしまったら

毛髪は根本的には治りません。元の健康な状態には。だから残念ながら伸ばしたい方は乱暴な言い方ですが我慢するか、切るしか無いのが現状です。

またトリートメントメニューという方法も有りますが、ビビリに対しては、補修と言うよりも、不快感を緩和するというのが正確なところです。

弱酸性縮毛矯正エアーストレートだったら

基本的には毛髪を完全にはもどせません。ですが根本を施術して、綺麗になり、毛先がバサバサゴワゴワとしてキレイとは言い難いですから、弱酸性ノンアイロンの特性を活かしてキレイに整える事は出来ます。(さすがに出来ない場合も有りますので、あとで記載します)

 

エアーストレート施術例1 ブリーチ毛で毛先がポーラス毛

根本から毛先がハイブリーチ毛で中間から毛先にかけて縮毛矯正やデジタルパーマなどの過度な熱による状態の施術前と施術後です。

弱酸性縮毛矯正のエアーストレート 弱酸性縮毛矯正のエアーストレート

根本はブリーチはしてあるのですが、クセはかなり強い毛髪。中間から毛先に関してはブリーチの繰り返しとアイロンの矯正やご自宅でもコテなどをお使いになっている為に激しくダメージを負っています。この場合は通常の縮毛矯正では根本の薬剤と中間の薬剤を変えないと、中間部分から断毛してしまいます。加えてかなりのダメージがありますから、通常のアルカリ剤ですとやはり中間部分に薬剤が付いてしまうと毛髪が耐えられないので、さらにビビリや断毛に繋がるリスクがあります。エアーストレートでも少々気を使います。根本はクセを伸ばして毛先も同様にキレイにしなくてはなりません。仕上がりをみて頂ければキレイになっていますが、毛髪は一度ダメージを負うと、元の健康な状態には戻れませんので注意が必要です。

エアーストレート施術例2 一部の中間がビビリの状態に

毛先がチリついたり、ビビリがあるダメージ毛はよく見られる状態です。しかし中間がビビリがあるのは、

前回の施術で根本から縮毛矯正の薬剤を塗布してしまった為に今回の施術でダメージが表面化してしまったか、それか前回の施術での毛髪の過膨潤が一部に集中したか、または前回の施術で軟化の状態で引っ張ってしまったなどの状態が考えられます。

弱酸性縮毛矯正のエアーストレート

少し見えにくいかもしれませんが、今回のモデル様。今回の事例は恐らく、前回の施術で根本からの縮毛矯正の薬剤を塗布した事例と思います。通常は施術不可でしょうか。薬剤を塗布した瞬間に断毛に繋がる可能性がありますし、断毛しなくても余計にビビってしまう可能性が高いでしょう。

弱酸性縮毛矯正のエアーストレート

上記は弱酸性の特性を活かしてエアーストレートで施術をしました。が、やはりビビリは根本的には治りません。今回はエアーストレートのソフトを使用しました。少し収まり扱いやすくはなりましたが、完全には治らないので、やはり根本の薬剤の付着には十分に注意したいものです。

 

エアーストレート施術例3 毛先を触るとポロポロと落ちてしまう

この毛髪は焦げてしまっている様に触ると毛髪がポロポロと落ちてしまう状態になっています。前回の縮毛矯正の施術の際に過膨潤によりかなりの傷みが出てしまい、焦ってその過膨潤のビビリを抑えようとして、高温のアイロンを何回も通してしまったとの事でした。通常のアイロンを使用する縮毛矯正の場合でも、毛先にダメージがある場合はアイロンを根本のダメージが少ない部分に比べて少ない温度や、軽くスルーするだけなど、加減をするところでしょう。ですが今回は逆にアイロンをいつも以上にあてた事により、下の様になってしまいました。

弱酸性縮毛矯正のエアーストレート  弱酸性縮毛矯正のエアーストレート

エアーストレートでも施術は不可能です。

たまに見かける事例ですが、アルカリ剤の1剤でオーバータイムにより過膨潤してしまい、しまった…と。チェックしてみると毛先がゴムやモズクみたいになってしまい、乾かしていくとバサバサになってしまい、焦ってアイロンを何度も繰り返してしまったそうです。

この時のエアーストレートの施術

お客様と言うこともあり、なにも施術をしないと言うことは厳しかったので、エアーストレートのスペシャルソフトを選択して、施術しました。もちろん毛髪自体への縮毛矯正としての働きはほとんどありませんから、トリートメント成分を付着させたというのが正解かも知れません。ですからここまで来ると今後はカラーやパーマは厳しいでしょうから、残念ながら切ってしまうしか方法はありません。

弱酸性縮毛矯正のエアーストレート

上の仕上がりはキレイに収まっている様に見えていますが、これが限界でした。やはり硬さは消えてはくれないですし、不快感は消えません。

薬剤への過信は禁物

どんな薬剤でもしっかりと特性を見極める事で失敗も防げる事も多いはずです。その上で、ここまでなら出来る出来ないをしっかりと見極めて、お客様にも毅然とお話し出来る事が大切だなと思います。

ではなぜエアーストレートなのか

もちろんダメージ要素を少なくしています。弱酸性の縮毛矯正にこだわるのもその理由です。ですがだからと言ってまったく傷まないという訳ではありません。あえてやり過ぎればもちろんダメージは出るでしょう。ですがエアーストレートはダメージコントロールが非常に容易な事があげられます。例えば上記のダメージ毛をキレイにするという事は可能です。元の健康毛には戻れませんが。根元がきれいにクセも伸びて、つやが出て、毛先がバサバサではおかしいからでね。弱酸性縮毛矯正の特性やメリットを最大限フル活用して強いクセも伸ばして、ダメージ毛もキレイに仕上げ、それでいて柔らかく仕上がるのがエアーストレートです。是非お試しください。