本当は縮毛矯正が嫌い?
先日のエアーストレートの講習でのモデル様の一言。
ほんとにペタンとしないですよね??
この言葉に含まれるニュアンスは
縮毛矯正をしたばかりの違和感がある
施術後1~2カ月くらいがちょうど馴染んでよい
クセはいやで、縮毛矯正を続けていたけれど、ペタンとなってしまう
クセは伸びているからクレームにはなっていないけれど、なんか感じが違う
年代が上がるにつれて、ボリュームが無くなるので、縮毛矯正から遠ざかった
顔回りに張り付いた感覚が苦手
こんな感じの心の声でしょうか
縮毛矯正はほんとにむつかしい技術だと思います。
ダメージ状態も違えば髪質や、薬剤が浸透しやすい方、ダメージが進みやすい方など、1000人のお客様がいらっしゃれば1000通りの髪質があるわけで。だから、完全にマニュアル化は無理なんだろうな。経験と勘が大切な技術という事に関しては、カット同様むつかしい技術だと思います。だから、美容室の皆さまも丁寧に施術いただいております。
ただ、縮毛矯正はしっかりクセが取れていても、物理的にアイロンを使用すると、どうしても根本からの立ち上がりをなくしてしまいます。ここだけはどんなに頑張っても物理的に解決は厳しい問題です。せっかくダメージに気を付けてくせ毛を伸ばしたのに、スタイルが馴染まない、ペタンとしてしまう、毛先をコテやブローでカールを作ろうとしても、なかなかうまくいかない。
縮毛矯正後のお客様の気持ちはこんな方もおいでではないでしょうか?
特に長年、ストレートにされていらっしゃる方は、そのような気持ちの方も少なからずおいでではないかなと。
お客様からのお問い合わせも毎日毎日ありますが、それぞれの悩みや不安を聞くことができます。このところはメンズの方やご年配の方もかなり多くなってきました。
お客様からのお問い合わせの言葉からわかる事
メンズの方の代表的な質問(ほんとに不安を感じていらっしゃる様子)は
- 前髪は浮きませんか?
- ひさしみたいに前髪が前に伸びていきませんか?
- ホストっぽくなりませんか?(詳しくニュアンスを聞いてみたら、よくホストさんは、ストレートアイロンとハードスプレーで固めていますよね?あの事を指しているようでした)
前までは、伸びるんですか?的なことが多かったと思います。でもこの頃は、結構切羽詰まって一生懸命に聞いてくるメンズの方も増えてきたなと感じます。美容師さんとお話ししている内容ともかなりの違いがあるのですが、ニュアンスは一つにまとまってきます。
くせ毛の方の心の声
普通の髪という事です。
矯正したっぽくない。こんなニュアンスだと思います。クセが伸びているだけでは満足できないから、エアーストレートのお問い合わせが増えてきているのでしょう。
今回のモデル様はまさに、縮毛矯正を出来る事ならやりたく無いと言うモデル様。
ブリーチと以前の矯正履歴でかなりのダメージが見られます。細くて薬剤の浸透がしやすい毛髪です。ダメージが表面化しやすく、傷みやすい毛髪。また、細くてコシがなく、パーマもダレやすいとの事。
また、担当美容師さんがおっしゃるには細いので、伸びた事が無い…とおっしゃっていました。
恐らく細くて、パーマもダレやすいし、細くてすぐにダメージが表面化しやすいので、放置時間に遊びが無いのかなと思います。ここでの遊びは、ビビリやチリ付きまで到達する前に薬剤アウトまでの許容タイム。浸透しやすい吸収毛。また、細くてコシが無いので、毛髪内部で支える力が無いので、パーマもダレやすいし、縮毛矯正も伸びにくいのでしょう。フワフワした毛髪に近い性質です。
今回の弱酸性縮毛矯正エアーストレートの事例
エアーストレートの施術前は
根元から自然に立ち上がっています。実はこれが大切なんです。くせは伸びても自然な仕上がりが、エアーストレートがお客様に提供したい事。生え際からぺたんとはしたく無いお客様は結構いらっしゃるのでは無いでしょうか?もちろん縮毛矯正ですから、ボリュームアップは出来ません。ですが自然にスタイルで丸みが出来きるのは、適度な立ち上がりがあるからです。
エアーストレートはこんな悩みがある方へオススメ
クセ毛は気になるけれど、ぺたんも気になる方
以前は縮毛矯正を続けていたけれど、スタイルが上手くいかなくて、断念された方
矯正後の柔らかい質感が好きな方
今、されている縮毛矯正が質感もスタイルも少し重いと感じていらっしゃる方
感覚ですが、以上の様な感覚をお持ちでしたら、是非エアーストレートにチャレンジ頂きたいと思います。